―――おはよう、ママ。
かいだんのしたからきこえてくるやさしい音にわたしは目を覚ます。
いつだってこたえてくれるのはやさしい声。
でももうそれもひつようない。
だって、わたしをやさしくおこしてくれる人は
もう、いないのだから。
だからわたしはもう目覚めない。
―STAGE6
カタン、カタンと心地よい音が聞こえる。
「……う…ん?」
「? 起きちゃいました?」
「…おはよー、アレン…って」
何故か頭上から聞こえてくるアレンの静かな声に答えながら目をこすると、「あ、駄目ですよ、目こすっちゃ」とやんわりと手を止められた。
アレンは相変わらず優しいなぁ。なんかお母さん的に。
あれ? ところで私は一体何に寄りかかって…。
上を見ると思いがけない至近距離にアレンの顔があった。
わあ、役得ー…じゃなくて
「ご、ごめん。私、いつの間にか、寝ちゃってた?」
ガバッと起き上がると、そこは汽車の中。
恐る恐る正面を見ると…わあ、やっぱり凄い怒ってらっしゃる人が。
「今から戦場だってのに、居眠りとはのんきなもんだな」
「いやあ、それほどでも」
「褒めてねェよ」
「い、居眠りじゃないもん。ちょっと目つぶってただけだし!?」
「それが居眠りじゃなくてなんなんだよ」
「…イ、イメージトレーニング」
「寝言は寝て言え」
ああ、一刀両断。
まあ、確かにこの緊張感のなかでぐーぐー寝てた私には何もいえないわけで。
おかしいなぁ、結構緊張してたはずなんだけど…
やっぱりアレかな、この汽車に飛び乗ったりした経験で精神的に参っているからじゃなかろうか。
神田からさりげなく目をそらすと、丁度エドさんと目があった。思わず会釈をすると、ペコリとお辞儀を返される。
私みたいな小娘(…小娘って)にも丁寧な態度。
前回の登場の仕方が仕方だっただけに、相当な面白キャラの予感を感じさせながら登場したファインダーのエドさんだけど、
話してみると思いの他普通のおじさんでしたよ。
なんだよ、期待させんなよ!(?)
「眠りの街?」
「はい」
汽車にのってすぐに探索部隊の人に会った私達は、早速、任務の概要を説明してもらうことにした。
最初は自分の仕事場はここだからと頑なに個室内に入ることを拒んだエドさんだったけど、なんとか頼み込んで一緒に座ってもらって。
だって、一人だけ扉の外で立たせんぼってのも気まずいし。何より聞いたらこの汽車の旅、2時間は確実らしいし。
でもどうやら恐縮しているようで、座った後もしきりに汗を拭いている。真面目な人なんだなぁ。
それとも、自分の正面と隣の人間の喧嘩まがいの舌戦に怯えているのだろうか。
ちなみに、今の席順は私の隣がアレン、正面が神田、向かいがエドさん。
神田とアレンを極力遠ざけた自然な配置だ。
「いつ頃からなのかはハッキリしませんが、最初の報告を受けてもう二週間にもなります。ある者は夕食の支度をしたまま、ある者は農作業中に、起きているその時のまま眠りにつき、ついには全員が目覚めなくなった、と」
「全員? 街の人全員がですか?」
「はい、人間だけではありません。犬も猫も生きているものは全て。通報を受けて探索部隊の物も数名向かったのですが、その者達も…」
「眠ってしまった、と」
「はい」
街一つ分巻き込むほどの奇怪ですか。これは大変だ。
しかし、コムイさん。しょっぱなからこんな大変そうな任務に下っ端の私を行かせるとは…
つくづく無茶するなぁ。
「今のところアクマの出現に関しては? 何か情報はありますか?」
「いえ、まだ何も。しかし、このままでは噂を聞きつけた千年伯爵がいつAKUMAを差し向けてくるかは時間の問題です」
「もう気付いている可能性もあるな」
忌々しそうに舌打ちする神田。
伯爵という言葉を聞いたアレンの表情も険しくなった。
私もコムイさんから聞いているけど…確か…悪性兵器、AKUMAの製造者だっけ?
「しかし、探索部隊での調査が出来ないとなると…ちょっと厄介ですね」
「まことに申し訳ない限りです」
「いえ、しょうがないですよ。今のところ、他の被害が出ているわけではないですし」
「そう言って頂けると助かります。しかし、もし、この現象がイノセンスの仕業であれば、エクソシストであるあなた方への影響は少ないと思われます。街に入ることも出来るかもしれないとの室長からの提案です」
この間、私が何をしていたかというと、まあ、あれだ。
展開が真面目すぎて話に入れなかった、っていう。
だって、話に入ろうとすると神田が「話の腰折りやがったら三枚に下ろす」的、無言の圧力をかけてくるからさぁ。
「あなたはここで待っていて下さい」
探索部隊のエドさんには、何かあったときの通信係として街の外に待機してもらうことになった。
まあね、街に入ったとたんにバタンキューでは、どうしようもないし。
「どうか、お気をつけください。神田殿、ウォーカー殿、殿」
「エドさんも気をつけて」
エドさんを置いて、ここからは私達3人だけの探索になる。
私もここで待機とか駄目ですか。
とか、ちょっと冗談半分に聞こうと思ったけど、流石に私も命が惜しいので黙っておいた。
「いやあ、しかし、まあ。本当に寝てるね〜」
着いて早々に街を回ってみれば、誰も起きている人がいないその街は静まりかえっていた。
昼だというのに、人の動く気配も何の音もない。
う〜ん。ゴーストタウン。
少しだけ見た限りでも、この街で起きている人は既に一人もいないみたいだ。
さっきちょっと覗いた家では、その家の奥さんらしき人が鍋に火をかけようとしたまま寝てしまっていたし。
本当に突然だったんだなぁ。
「なんかさ、御伽噺みたいだね」
街の様子を見ながら思わず言うと、アレンが「?」という顔でこちらを向いた。
あれ? そういえば、この世界には…どうなんだろう。
「うん。白雪姫っていうか…あーいばら姫のほうが近いかな。街全体が眠りについてるわけだしね。
『スリーピングビューティ』ってアレンは聞いたことない?」
「すみません、そういうの疎くて」
「神田は?」
聞いてみたけど、反応なし。
うん、判ってた、判ってたよ。知る知らない以前に、興味ないんだよね。
「その話ってどんな話なんですか?」
「え? うーんと、確か、悪い魔女か何かにお姫様が国ごと眠らされちゃうっていうお話…だったかな」
「国ごとですか…なるほど。確かに似てますね。それから?」
「うーん、まあいろいろあって、最後は王子様がお姫様をキスで起こしてハッピーエンド、でめでたしめでたし」
「ロマンティックな話なんですね」
「愛の力は偉大ってね。あ! いっそ、神田も試してみるとかど…」
ギロリ。
「すみません、馬鹿言いました」
ちょっと言ってみただけなのに…
そんなに睨まなくてもいいじゃないかー。
街に到着してから数十分後、
どうやら街の中心地らしい公園についた私達は、一度探索を止めて作戦会議をすることにした。
会議っていっても立ったまま話してるだけなんだけどね。
あ、あの人、ベンチで座ったまま寝てる。
いるよね、ああいうサラリーマン。
「さてと、こうなったからには何か原因があるはずです、それを突き止めましょう」
「何をするの?」
「まあ手始めは地道に街の中を調査…しかないでしょうね」
「よし、だったら手分けして…って神田ァァァーー!!」
「なんだ」
「涼しい顔で『なんだ』(声真似)じゃないよ! なんだってこう、団体行動が取れない子なのかな、キミは!」
話し合いの途中に、何処に行こうとしてるのか!
そう私がたたみかけると、さっさと何処かに行こうとしていた神田は、さも面倒くさそうにこちらを向いた。
あ、今ため息つきやがったな、おい。
「何か勘違いしてるみたいだから先に言っとくけどな、俺達は別に仲良しクラブでもなんでもないんだ」
「な。もしかして、神田」
「……」
「前回のアレ(放課後不思議探検クラブ)を間に受けて…」
「ねぇよ」
じゃあ、なんなのさ!
さっきから、反抗的な態度ばかりして…って、いや、私の態度もアレなんだけど。(と一応自覚はしている)
さては、ツンデレへの伏線か!(絶対違う)
「戦争に犠牲は付き物だからな。変な仲間意識を持たれると厄介なんだよ」
「…!」
「そういう言い方はないんじゃないですか」
ふと横を見るとアレンが神田を睨んでいる。
ま、まずい、この話の流れだと、また…。
「何だ、モヤシ。また、自分が犠牲になる、とでも言い出すつもりか」
あああ。やっぱり!?
このままでは舌戦が繰り広げられることは間違いないんじゃ…
この話の原因作っちゃった私がいうのもなんだけど、ふたりとも、もう、なんでこんなに仲悪いかな!
「す、ストップ! ストップ! 今はそんなことしてる暇ないんだってば!」
「」
「チッ」
慌てて止めるとなんとか喧嘩は免れたらしい。
けど、空気は険悪なまま。あー、もう本当にどうしろと。
何より、ここは現場だということを思い出してほしい。
結局、最初に話したとおり手分けして周辺を探索することになった。
一応何かあったらまずいので1時間後に公園に集合。
まあ、これくらいの規模の街だったら、流石の私も迷子にはならない…といいな。
「おい」
「な、何かな!?」
「元から期待はしてねェが。足だけは引っ張るなよ」
「ごめん、先に謝っておく。無理」
「即答かよ」
「う〜ん。奇怪の原因っても」
適当に入った民家のタンスの前に立って一人考える。
RPGの勇者はタンスやツボの中を勝手に調べてナンボだけど。
やっぱ、普通にやったら、それって立派に犯罪だよね…?
いやいや、今は非常事態だし。
しかし、この中に何かあるとも思えないしなぁ。
人間としての葛藤と戦いながら、タンスの前で数分のシンキングタイム。
大体、街の調査っても一体何を調べればいいのやら。
漠然としすぎててイマイチ判らない。
もっと言っちゃえば、これがイノセンスの仕業かどうかってのも実は判らないらしいし。
街をあげてのお昼寝耐久大会とかだったらどうしよう。
あまりに煮詰まり過ぎて、そう突拍子もないことに思いを馳せていると。
突然、ぐらっと世界が揺れた。
***********
気がついたら白い空間にいた。
周りを見ても、今まで居た場所の面影は何処にもない…ってこれって。
あ。
ありえない。
今の状況ってつまり。明らかに。あれ、ですよね。
ミイラ取りがミイラ…?
ああ、なんでこう、私ってやつは…!
神田の馬鹿にしたような顔が目に浮かぶよ!
『お前に何かあっても俺はお前を助けないからな』ってなんだ想像の中でも舌打ちされてるし!?
まあ、こうしていても仕方ない。
もしかしたら、この中で重要なヒントとかうっかり見つけちゃうかも知れないし!?
うん悩みを持続させないのが、私の長所(であり短所)だ。
こうなったら凡人による凡人のための凡人の活躍ってものを見せ付けてくれるわァァ!!
あ、なんだかちょっと自分で凡人凡人言ってて哀しくなってきた…。
「て、あれ? 家?」
とりあえず、と白い空間を歩いていくと、突然、開けた場所に出た。
辺り一面の綺麗な花畑と青い屋根のかわいいおうち。
なんていうか。
あからさまに怪しいな。
あれ? でもよく見ると…なにか何処かで見覚えがあるような…
「おねえちゃん、あそぼ」
「え?」
声のしたほうに顔を向けると、いつの間にいたのか小さな女の子がちょこんと座っている。
金の髪に白いエプロンドレス。
怪しいのは判っていても、
ごっつ可愛いな…!
「ねぇ。みんなもこっちにいるよ」
駆け寄ると、そのまま、私の手を引っ張って走っていく。
呆気にとられた私は為すがままだ。
あー、どうしよう、可愛い子に手を引かれるのはすっごく嬉しいんだけど(正直)
この光景って傍から見たらもしかして、幼女誘拐とかにみえるんじゃ…
って、『みんな』…?
「『みんな』って? …もしかして街の人?」
彼女はそれには応えない。
ううん、ますます…これは…なんていうか。
「ご、ごめん。お姉ちゃんね、ちょーっと急いでるんだ」
よく判らないけど、このままではまずい。
そう焦って言うと、突然歩みがピタリと止まった。
も、もしかして、NGワードだった…?
冷や汗を流しながら彼女の様子を伺っていると、黙っていた彼女がいきなり後ろを向いて捲し立てるように話し出した。
「かえるの?」
「あそんでくれないの?」
「ここにいれば、ほしいものはなんだってあるのよ?」
「どうしておきなきゃいけないの?」
こ、これはちょっと本気でやばいかもしんない。
この受け答えは慎重にいかないと…本気でミイラ決定だ。
「そりゃあ、私だって、まだ寝てたいなぁーとか学校行きたくないなぁとか思ったりもするけど」
「でしょう? だったらおねえちゃんはずっといっしょにいてくれる?」
そういってふわりと笑う。
本当、可愛いなー。
「ううん、出来ればそうしてあげたいけど。でも、ずっとって訳にはいかないかな」
で、出来るだけ、女の子を刺激しないように優しげに優しげに…!
そうだ、早く起きなくちゃ。
アレンも心配してるだろうし…。
何より神田の機嫌が心配だ。
私の体、起きたときに既に三枚に下ろされてたらどうしよう。
「どうして」
ふと泣き出しそうな声に我に返れば、女の子はスカートの裾を握り締めて震えていた。
「どうしてそういうこと言うの?」
目にはたくさんの涙。
ええ?
な、なんで!?
わ、私、もしかして、またなんかまずいこと言っちゃった!?
「な、泣かないで! ね」
「きらい、おねえちゃんなんてだいきらい!」
PiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPiPi
「どわぁぁぁ…!!!?」
「………っ!!!?」
な、何事!!? 今の何の音ー!!?
突然のけたたましい音と共に飛び起きると、そこは見慣れない部屋の中。
あ、あれ?
こ、ここは何処…
ってか、今日の私コレばっかりだな、おい!!
「…!!」
「アレン?」
「…良かった、何処もなんともないですか!?」
アレンは慌てたように私の頭や顔を一通り覗き込むと、ほっとした顔で私の顔を見下ろしながら言った。
あーやっぱり心配掛けてたなぁ。いつもいつも申し訳ない。
ひとまず心配させてしまったことを詫びて、今の状況を聞くと
「近くの民家です。僕も丁度通りかかったら、がいて。いくら起こそうとしても起きないからどうしようかと思いましたよ」
「いやあ、私もこのまま天に召されるかと」
「そんな恐ろしいこと笑顔で言わないで下さい」
あ、睨まれた。
うん、ごめん。
今のは自分で言ってもちょっとどうかと思ったよ。
「しかし、、どうやって起きれたんですか?」
どうやってって、そりゃあ。
と、そこで先ほどの騒音を思い出す。
あ、そうだ、携帯!
実はいつもの癖で持ってきていたんだった!
ポケットからまだけたたましい音を立てている携帯電話を引っ張りだしてボタンを押すと、音はやっと鳴り止んだ。
うっかり忘れてたけど、目覚まし機能つけっぱなしだったんだなぁ。
「なんですか? それ」
「あ、これ? これは携帯電話っていってね…え〜っとつまり、携帯する電話?」
「そのまんまなんですね。これ、電話なんですか? こんなに小さいのに」
不思議そうな様子のアレンに渡すと、もの珍しそうにひっくり返したりつついたりしている。
あー、なんか微笑ましいな。
まあ、私にしてみたら、その今もアレンの周辺を飛んでいるティムキャンピーの方がもっと凄い不思議なんですけど。
「まあ、そうなんだけど。電波が届かないから今は電話としては使えないかなぁ。あ、時計の機能もついてるから持ち歩いてるんだけど」
「電波? 電気で動いてるんですか」
そういえば。
以前、うっかりリーバー班長の前で鳴らしちゃったことがあって、そのときもこんな感じに興味深々の科学班一同に詰め寄られたっけ。
実は、今はそのときに駄目元で頼んでみた充電器(もどき)で動いていたりするんだけど。
まあ、電話としては使えないけど、電池さえあれば時計としては使えるし。
しかし、なんだか判らない機械の充電器をなんだか判らないままに作っちゃう科学班って凄いな!
ていうか、この世界の科学力の基準がイマイチわからない。
こんなゴーレムとか凄いもん作れるのに、どうして探索部隊の人たちが背負っている電話はあんなにでかいんだろう。
「あ、後、ムービー…動画とかも撮れるやつもあるよ」
「ティムキャンピーみたいに?」
「ちょっと違うけど…まあ、そんな感じ」
「へぇ〜」
ちょっとって、大分違うけどな! そんないいもんじゃないけどな!
でも、映像記録機能…ムービー機能がついてるやつがあるってのは間違いないからいいのかな。
私のヤツはそんなに新しいやつじゃないから無理だけど。
そういえば…前に真菜の最新の携帯をいじってめちゃくちゃ怒られたっけ。
あの時は本当に生きた心地がしなかったなぁ…。
真菜、元気かなぁ。
って、そういえば、そんな思い出にふけっている場合じゃないんだった!
さっきの変な場所のこと、アレンに伝えな…
ドオォー…ン
「な、何!?」
今まで静かだった街の中に突然の音。
いや、爆発音!?
まさか…捜査に行き詰った神田が癇癪を起こした音とかじゃないよね!?
だったらどうしよう。
「…くそっ、アクマ、か!?」
そう言って、走って出て行くアレン。
ま、待って、私を置いていかないで…!
しかし、あくまってあれか!?
って私、まだイノセンスとか発動できないんだけど、え、だ、大丈夫…!?
「神田!? 一体何が」
外に出ると、いつの間に来たのか緊張した面持ちの神田が外を見上げていた。
神田は既に私達が来たことに気配で気付いていたのか、こちらは振り向かない。
ただ、空を睨んだまま一言。
「お出ましだ」
や、やっぱり!?
お出まさなくて良いです。
そんな私の願いも空しく、空を見ればそこには大群の。
「あ、あれが…」
アクマ…!?
ちょ、なんか、色々常識を超えてるっていうか、なんていうか…!
怖っーー!!
なにか、まるい生き物…生き物?
その物体が何かは知っている。教えられたときにも、うわぁと思ったもんだけど、実際見ると…
禍々しい、けど何処か哀しい。
うん。うまくいえないけど、そんな感じ。
「今のところレベル1のみ、か。おい、面倒なことにならないうちに、一気に蹴りをつけるぞ」
「はここにいてください!」
わあ、ふたりとも格好良いー
とか思っている場合じゃないよ!
緊張感を持とうぜ、私!
うん。
頑張って足引っ張らないようにしよう…!
とても自分でも後ろ向きでいてかつ前向きな決意だけど、今の私にはこれしかやることが…。
「!!」
え?
あれ?
ちょっと展開速くない?
なんでもう私、ピンチなの?
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◇あとがき◇
なにかもういろんなものを模造しまくってどうしよう状態です。
今後、原作によってはすっぱりと削除か訂正をしないと大変なことに!
ちょっと調べたんですけど、白雪姫やいばら姫がグリム童話で紹介されたのが19世紀前半くらいということで
なんだかわからなかったので、上記のようになりました。
いや、いいんだ、だって仮想だし!
こんな話で続けるのもあれなんですが、あとちょっとお付き合いいただけると幸いです。
(H19.6.27)